暗記系の試験を突破するためにやったことのメモ

今回はうまくいったのでメモ

というわけで、最近勉強したときのメモです。

急に勉強することになってヒーヒー言ってる件
今、時間が足りない。時間がないならブログ書くなって話になりますが、それはそれ、これはこれ、でよろしくお願いします。というわけで、ここ最近ちょくちょくブログにも書いていますが、ちょっと1か月くらい忙し月間です。というのも、職場で、「君ぃ、ちょ...

試行錯誤していって最終的にうまくいったので今後のために記録しておくものです。

あくまでも個人的な得手不得手の要素が強いですし試験の種類にもよるので、人それぞれな感じの内容になるとは思います。

試験の特性

今回は暗記力が必要になる試験の対策をしました。

公式テキストがあって、それを覚えれば60%以上は点数取れるだろうという感じなのですけど、やたらと文字ばかりが多いテキストでした。

私の特性

一方で私の特性としては、「字の本」が苦手というのがありまして、とりあえずテキストを頭から読んでいこうと思ってサラサラリと一通り目を通したのですけど、終わってみると何も頭に残っていないという状況でしてヤバいと思いました。

何が起きたかというと、どうも文章を読むことに集中できなくて、頭では思考が脱線して文章と関係ないことを考えだして、目の方はとにかく最終ページに到達することが目的になってしまい文字の流れを視線でなぞるだけになる、そういう状況なのです。

これ、学生のときからこうでして、授業で教科書を読んでいても思考がすぐに脱線するので教科によっては結構あきらめていたところがあります。

しかし今回はあきらめるわけにはいかないのです。

課題1:テキストを読むための対策

というわけで、まず乗り越えないといけない課題は「テキストを読む」ということです。

我ながら、まさかそこからとは。

対策1:指で押さえながら音読

そんなわけで、どうしたら集中して読めるか試行錯誤した結果として、次の「。」が出てくるまでの1文について、文のはじまりに左手人差し指を置いて、右手人差し指で文字をなぞりながら音読しました。

文を指で押さえることで注目すべき文章を明確にしてそれ以外への視線の脱線を防ぎ、音読することで他のことを考えてしまうような思考の脱線を防ぐという作戦。

初歩的だけど相当理にかなっていると思います。

対策2:文章と会話する

そうやって1文読むごとに、「なるほど、つまり~ということね。」と内容を確認するようにしました。

テキストさんから説明を受けて、それに回答するような感じです。

ここまでやって、やっとテキストが読めるようになりました。

対策3:まずは大雑把に読むことを心掛ける

以上のようにすると、きちんと読めるようになるのですけど、なんというか広大なテキストの海の一部分にだけ顔を近づけて見ているような感じになって、テキストの全体像が把握しにくかったです。
なので、対策が相反する感じになりますが、まずはなるべく大雑把に全体の流れをつかみながら読むようにしました。

全体をつかむと、ここではこういうことが書いてあるんだなというイメージがわいてきて把握しやすくなると思います。

で、薄く読むようにした分だけ繰り返し読むようにすると、2周目以降で新たな発見があったりしていい感じでした。つよくてニューゲーム。
スプレーなどで塗装するときに重ね塗りするとムラなくきれいになるような感じです。

対策4:早めに練習問題をやってみる

そのようにして情報を読みこむのに加えて、どういう問題が出るのかを知っておくのも大事です。これにより、問題の傾向と対策がわかってくる(はず)です。

というわけで、まだ完璧に読みこむというところまでは行っていないにしても、早めに練習問題を解いてみたほうがいいのかなと思います。

初めて解いたところであまり正解できないので得点は気にしない。
答え合わせしながら、解説をしっかり読んでおくのが効きます。やっぱり問題解くのが一番頭に入るような気がするのですよね。

なので、こういった公式テキスト系の試験でなければ、「数ページの解説→その部分の練習問題が数問」というのが続いているようなテキストを選んで、それで勉強するのが私のスタイルです。
次の練習問題のところについたら、さっきの練習問題にも再チャレンジするという感じでやるとしっかりと記憶されてきます。これもスプレーの重ね塗り状態ですね。

テキストをサラッと読んでから練習問題をやってみた結果

というわけで、練習問題を解いてみたところ何やら出題されやすいポイントを見つけることができました。
テキストの各章の最後に、重要なポイントとその説明がいくつか書かれているのですけど、ある程度そこからストレートに出題されることがわかりました。

……しかし、ポイントがわかって喜んだのもつかの間、なにやらそのポイントはテキスト内に全部で50個くらいありまして、これ暗記しないとダメなの……?と絶望した次第です。

しかも、やけに似ているんだけども微妙に違うという内容が多くて、それらをしっかり区別しながらこの章ではこれとこれがポイント、という風に覚える必要があったのです。

課題2:暗記

そんなわけで、次は暗記の壁が立ちはだかりました。

私はこれがまた暗記がものすごく苦手です。

高校生のころ、「日本史」と「地理」のどちらかを選ぶというタイミングがありました。
私は「世界史」が必修だったので、いっしょに歴史を並べて紐づけしていったらわかりやすいのかなと持って「日本史」の方を選んだのですけど、その結果職員室に呼び出されました。

「お前には日本史は厳しいから地理にしなさい」

……この指導は大変的確でして、マジで地理にして良かったです。

暗記が苦手な私は漢字もそれなりに苦手でして、あるとき日本史終了直後の教室に入ったら黒板が漢字だらけなのを見てウッ!となったのでした。
あと、必修の世界史も結局覚えられなかったのでそんな状態で日本史やっていたら複雑に絡み合う年表に巻き込まれて爆発していたと思います。

なお、地理も覚えられませんでしたけど、「ヨーロッパ」とか「チグリス・ユーフラテス」とか「エジプト」とか「ルイ14世」みたいな感じのをなんとなくカタカナで書くことができたのでまれに当たることがあったので良かったです。
「ルイ14世」は世界史ですか。

話がそれたのですけど、とにかく50個くらいの内容を暗記すれば確実に点数につながるので、暗記が苦手ですがそれを覚えなきゃいけないのです。

対策1:表にまとめる(失敗)

まずは覚えるものを表にまとめてみることにしました。

いくつかのカテゴリに分けてExcelに打ち込んでみて、欄外にその特徴を書いてみて……。

内容はアレなのでぼかします

と、やってみたのですけど、これ、まるで年表じゃん、となりましてやめました。
私が覚えるの苦手なやつの代表格です。

たぶんですけど、後でこれを見ながら回答できるとしたらとても使いやすい資料になりそうではあります。
しかし覚えるには辛すぎると思いました。

対策2:図にまとめる(失敗)

やっぱり私は文字だけじゃダメみたい、ということで、図にしたらいいんじゃない?と思いました。

こうやって、覚えることを一つずつ四角に書いていって……

それぞれ、関係しそうなやつを線でつないでみたら何かわかってくるんじゃないの?

うわっ、この線の絡まりは覚えるの無理ね!!中止!

なんとなく、「関連性のあるものをつないだら覚えやすくなる」という認識があったのですけど、それは机上の空論だったのかもしれない。

高校のとき、世界史と日本史を一緒に選択して私はこれやろうとしていたんです……。
あぶなかった……完全に無理だったことが今になってわかりました。
先生ありがとう!!

で、どうするの?

どうしよう、覚えられない……。受かる気がしない……。

ここでかなり絶望感を味わったわけですが、ちょっと考えてみると私も覚えられることもあるわけで、それとの違いは何かなと考えてみました。

今回の試験と似たものだと、過去に特に必要に迫られたわけでなくなんとなくオシャレになりたい!って思って「カラーコーディネーター(3級)」の試験を受けたことがあります。

この試験も公式テキストがあって、それを覚えるというタイプだったのですけど、なんか頭に入りやすくてそんなに苦労しなかったのですよね……。

なんというか、テキストも文字ばかりでなくてもちろんたくさんの図や写真があって、色が青→緑→黄とかに並んでいたりして、流れがイメージしやすくて……。

むむ、「流れがイメージしやすい図」

さっき図を書いて線を結んだのは、イメージ化するという点ではよかったけど、全体的にごちゃごちゃっとしていて「流れ」が無かったかも?

これか……?

対策3:流れるような絵にまとめる

というわけで、ノート開いて、覚えるポイントをまず1つ無理やり超簡易的な絵にして、その絵に次のポイントを書き足して……という感じで書き出してみました。

画像ぼかしまくりですがこういう絵ができました。

この絵には覚えるべきポイントのうち、25個のポイントが入っているのですけど、この覚え方が私にはドンピシャでしてなんか覚えられました。
今考えてみると、語呂合わせの絵バージョンな感じな気もします。

最終的には50個分のノート3ページにわたる絵ができまして、毎日1~2回この絵を思い出しながらノートに書きだすことでガッチリ覚えました。

最初の部分さえ覚えておけば、絵の流れとともに芋づる式にずるずると記憶が引き出されてくる感じになりました。

なお、3ページ分ノートに書き出すと20分かかるという、超低速なローディングのシステムなのですけども試験当日までには頭の中で順番に思い出せばあまり時間がかからないでロードできるようになったので有効でした。

ちょっとここの絵の作り方については改めてしっかりメモしておきたいです。
個人的に今後に役立ちそうな気がするので、また今度のブログで書きたいと思います。

まとめ

そんなわけで、テキストを読むのと、練習問題解くのと、暗記の絵を書き出すのを繰り返してやっていくことで、この絶望的な試験をなんとかクリアすることができたという次第です。

かなり厳しかったのでその分だけうれしいこと山のごとしでした。

勉強法は人それぞれだと思うので「なんだこれ?」と思った方もいるかもしれないですけど、とにかく私はこれでいけたので未来の自分へ向けてのメモとして残してみました。

おわり。

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