もうあれから3カ月
Switch2の抽選販売に申し込んだあと、抽選発表を待っているうちにワクワクが止まらなくなって人生初の株(任天堂)の購入をしてしまったのは4月中旬のことでしたが、もうあれから3カ月経ちました。
早いですね……。
その後いくつか株を買ってしまったみたいなことを書いていましたが、この初めて株と過ごした3カ月間をここに書き留めておきたいなと思います。
というのも、素人ながらもこの3カ月の中でも最初と今では考え方が違っているので、またこれから先も変わるかもしれないわけで、また3カ月後とかに振り返ったときに面白いんじゃないかなと思いました。
3カ月後の私がこれを読み返しながら「あの時の自分を止めたい」「その買い方はまずい」「それ以上いけない」とか反省していないことを切に祈ります。
3カ月の運用結果について
まず3カ月どうなったかの結論です。
状況としては2つあるので分けて書きます。
- 株を購入した後に売却までして損益が確定したものの結果……実現損益
- 株を購入した後まだ売却せず持ち続けているものの現在の価値……評価損益(含み益、含み損)
運用結果1:実現損益
というわけで、まず1つ目の私が購入~売却までセットで終えた株の結果、実現損益はこちらでした。

約4万円プラスとなりました。
いや、すごいですね……!増えるものですね!!
……って言いたいところですが、なぜ取引結果をプラスばかりにできているのか。
答えは簡単で、値下がりしちゃってマイナスになった株はどうにもならなくなって持ち続けているからです。
運用結果2:評価損益
今、私が持ち続けていてまだ売っていない株の、現時点での価値はこれです。
(なんか恥ずかしいのでとりあえず銘柄名は隠します)

どうでしょうか。緑のマイナスの数字が万単位のがいくつもあるのがめちゃくちゃ怖い。
今、株を売るとこの金額が確定してしまうわけです。
もう先送りですよね。これはうわさに聞く「塩漬け」という状況ですね……。
とはいえ、トータルではプラス20万円になっている……という見かたもありますけども、このプラスになっている要因はほとんど、

任天堂とイオンのツートップによるものなので、万が一この2社が何かあって下がるとすぐマイナスに転落するというリスク高めな状況にあります。
もともと、任天堂株は愛で買ったもので0になっても構わないという気持ちで買ったものなので、今のところ売る予定ないし、私の中では損益には含めて考えていません。
それで任天堂を除外して考えると、実質マイナス7万円くらいという認識でいます。つらい。
3カ月間の心境の変化
それでもこの3カ月では、最初のころは毎日株価チェックしたりしていましたけど、現在よりも10万円以上マイナスになったタイミングがあって「ああ……」って思って画面をそっ閉じしてからは毎日見なくなりました。
短期間で売買するならまだしも、私は買って長期的に放置のスタイルの方が合っているなと思ってきたので、見ない方が心身に良いということがわかってきました。現実逃避というのは大事ですね。
そういった心境の変化もあり、株持っているなら配当利回りが良い高配当の株がいいなという考えに変わりました。
株を持っていると、半年または1年ごとに配当としてお金をもらえるのでそれを大事に考えていくという作戦です。
なんとなくの感覚でですけど、だいたい配当利回りが4%以上の株がいいのかなと思っています。
理論上、4%の配当を12.5年もらい続ければ、買った株の半分は配当で返ってきていることになるので、その時点で株が半額になっていて売却してもトントンになるはずです。たぶん。(あ、でも利益から税金20%取られるとかはあるかも……)
あと、配当に加えて株主優待ももらえる株だったらそれもプラスして考えてもいいかも。
というわけで、配当利回りが良ければ今一時的に下がっていてもあまり気にならないかなと思っているのですけども、序盤に買った配当2~3%くらいの株のマイナスが結構大きい……!

当面は低配当の株の上昇を祈り続けていくというか、目を背けていくしかないという感じです。
いつか株価が回復したら売りたいな……。
なお、配当利回りが下の方の株については株の売買で儲けようとしたわけではないので気にしていません。
具体的には以下の通りです。
- 任天堂
愛で購入。 - イオン
イオンにかなり依存した生活をしているのですけど、株主になると常に割引(キャッシュバック)が発生するカードをもらえるということでそれが欲しくて買いました。あと、イオンモールにいくとイオンラウンジなるところに入って休憩できるらしく、それもぜひ体験してみたいのです。実際にそういった優待がもらえるのは数カ月先らしいのでしばらくはおあずけの状況です。
しかしながら100株で40万円オーバーだったので購入にはかなり勇気がいりました。
(私が買った後に出た話によると、この夏、現在の1株が3株に分割されて100株15万円くらいから買えるようになるらしい。※今後の株主優待の条件は要確認) - 楽天グループ
どうやら株(100株、現在だいたい8万円)を持っていると、1年間、30GB/月使える楽天モバイルのSIMカードがもらえるらしいのでそれが欲しいのです。
勢いあまって200株買ってしまったので株価が戻ったら100株減らしたい。
わかってきたこと
そんな感じですが、ここ3カ月でわかってきたことのメモです。
あくまでも個人的な感想なので、これをそのまま信用しないでください。
- 「この業界はこれから来る!」と思って買った株ほど上がらない。ノリで買わない方がいい。
(それが今マイナスになり重くのしかかっている……) - 決算の時期の直前に買うと、決算直後の急な変動に巻き込まれるのでハイリスクハイリターンである。私は決算直前にいろいろ買っていきなり減った。
- 配当利回りが良いかと思ったら、会社の調子が良くなくて株価が落ちてきたせいで相対的に配当が高く見えているケースがある。危ない。
- 配当利回りが良いかと思ったら、今年だけの特別配当で配当が高いケースがある。危ない。
- 配当や株主優待が良くても、突然それらが廃止される可能性は常にある。危ない。
- その会社が調子よくても、その他の世界的な要因で日本株が全部下がるケースがあるのであらかじめ心しておく必要がある。どうにもならない。
- 結局先のことはわからないので、「株とはやべーものである」という以前の認識からは変更なし。
- しかしながら、普通に株を買う(現物買い)のであれば、最悪でも買った株が消滅するまでで済むのである程度は心の平穏が保てる。
信用取引、空売りみたいなのはハイリターンが狙えるが最悪の場合追加でお金を払わなくいけなくなったりするので手を出さない方がいい。(そういう取引をしたら心配で眠れなくなる自信がある)
最新の買い方の作戦
というわけで、正直それでいいのかまだよくわかりませんが、低配当の株を減らして高配当の株に買い替えていきたいというのがここ最近の考えになりました。
ただ、買うといっても買った後いきなり下がるのは怖いので、これは買いかなという株があってもその時点の価格よりある程度下で注文を入れておくことにしました。
日々、価格のブレがあるので、下にブレて安くなった瞬間に注文が成立したら嬉しいなということです。
実践
というわけで、例えばこういう値動きの株があったとして、私はこの図の下の方の赤い横線の価格で6月初めごろに買い注文を入れました。

その後どうなったか。

430.0円で買い注文した私に対し、株価は430.3円まで下がった後順調に460円くらいまで上昇しました。
つまり、その時の価格で買えば良かったものを見事にチャンスを逃したという。
こんなのばっかりです。もうマイナスが怖くなっちゃって臆病すぎて買えない…。
……でもでも、なんかよさそうな株を探すのって、正直面白いんですよね。
そして、注文を出すという時点ですでに快感が結構あったりします。
注文を出すと、その時点でひとまず価格分だけ私の口座から引き落とされるのであたかも万単位の大きな買い物をしたかのような興奮があります。
注文の有効期間を1週間とかにしておくと、結局1週間経ってもその値段まで下がらずに買えなければそっくりそのまま口座に戻ってきます。
最近、なんかいろんな株に注文を出して買いあさっているような雰囲気のこの行動(実際にはほとんど買えない)により、あたかもお金持ちかのような感覚を得ることを楽しんでおります。
何やっているんだ私は。
まとめ
というわけで、まとめると、やっぱりよくわかりませんね。
じゃあやめた方がいいのでは?っていう気もするのですけども、一方でインフレが激しいこの世の中では普通預金にしておいて自分のお金の価値が目減りするより、こういう株の配当とかでうまいこと物価に合わせて増やしていく必要もあるのかなと思ったりして、少しはやっといた方がいいのかも、みたいな考えも出てきています。
……でも、シンプルに下落して損する可能性もあるんですよね。
難しいものです。
またそのうち振り返ります。
振り返りが無い場合はあえて目をそらしている状態の可能性がありますのでお察しください。
おわり。
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