急に卓球やりたくなって
私は卓球にはほとんど縁がないのですけども、突然卓球やりたくなりまして、さりとて練習する場所ないし、誰かとやりたいということでもないので、なんかこういい器具がないかな?と思って探してみたんですけどありました。
台座があって、しなる棒が刺さっていて、その先端にピンポン玉がついているという器具です。
商品説明画像を見る感じ、それをそのピンポン玉を打つと勝手にビヨーンと返ってくる感じに見えます。
こんなアイテムがあるなんて初めて知りました。
これは卓球界では一般的なものなのか……?それとも、ただのおもしろ器具なのか……?
その辺はよくわかりませんが、ラケット付だし、1,000円台前半とやたらと安い。(私が購入した時点の価格)
というわけで、思わず買ってしまいました。
こういう感じでした
すみません、箱の写真を撮り忘れたのですけどもどこをどう見ても日本語などはなく、かなりの中国製品という感じでした。
とりあえずGoogleレンズアプリで翻訳しながら書いてある文字を読んでみました。
なんか組み立ての方法がQRコードの先にあるらしい。

QRコードを読んでみました。

ダメでした。
WeChatってよくわからないですけどアカウント作成とかが必要っぽい。
普通にYouTubeとかに動画上げといてくれればいいのに~。
というところではありましたが、まあ、パーツを見たら全部つなげるだけみたいなので適当にやりました。
QRコードのとなりの写真に沿って差し込んでいきます。
一番下のパーツだけネジ止めが必要なのでドライバーの用意がいりますけど、あとはえいえいと差し込んでいけばいいみたいです。
ピンポン玉に棒を差すときに、急に冷静になって「今私は何をやっているのだろうか」と思ったりしてしまったのですけど負けずに行きましょう。
できました
できました。

箱の写真だと、台座がダーツのアレの模様だったのですが、なんでもない金属の板でした。
組み立てたところでの安定性としては十分にしっかりしているという印象です。
パーツが何個かに分かれているのですけども、上の棒のしなりを台座に近づくにつれてうまいこと低減させていくような動きになっていまして、しっかり考えられた製品なのだろうと思いました。
一番上のメインの細い棒については、丸められて箱に入っていたので多少曲がり癖がついていますけど、まったく問題ないレベルです。
なお、長さの違うタイプを含めて棒が3本ほど入っていたり、ピンポン玉も予備がしっかり入っていたりします。
さらにラケットも2本ついてきます。

お値段の割にいろいろ入っているのでお得感があります。
ちょっとラケットの木の表面の仕上げが甘い感じはありますけども、価格帯的にはそんなものかなと思いました。
その一方で、握るところのカラーリングは何色かの層がなんというか、こう、ペーパークロマトグラフィーみたいな感じになっていて無駄に凝っているようなところもありました。
あと、私の記憶では卓球のラケットの面の部分ってゴムが貼ってあるんじゃないかと思うのですけども、これはスポンジみたいなやつです。
あと、ラケットの横にはこのように書いてあります。

TABLE TENNIS RACKET
そうでしょうね。
やってみます
というわけで満を持してラケットでピンポン玉を打ってみたのですけども、強く打っても結構大丈夫な感じです。
きちんと棒がしなって、きちんと帰ってきます。
モノとしてはしっかりしていますね……。
壁とかに当てることなくできるので、ピンポン玉をぶつけまくってもいい壁などを用意する必要がありません。
まっすぐ打てばきちんと自分のところに戻ってくるので、繰り返し打つことができます。
そして、何回連続で打てるか、もくもくと挑戦してしまいます。
むう……、結構ハマりますね、これ。
……そして突然やってきますね。
「今、何をしている?私は?」
たぶんこれ卓球っぽい見た目だけど卓球でないよね……。
卓球台のどこをねらって打つとかもないから、とにかく球にラケットを当てることしかしていないんだよね……。
そんな疑問を持ちながらひたすらカコカコ打つことになります。
たぶんピンポン玉が棒がささる特殊なやつだったり、ラケットの木の材質がアレだったりするので本来の卓球っぽい音とは違う感じであるところもちょっと卓球っぽさがないというか。しょうがないのかな?
あと、2つラケットあるけど、これ2人でやるとしたら棒の可動範囲を考えると結構な近距離でカコカコ打ち合うことになりますけど、ノーバウンドでこんな打ち合うことってある?
……そういう疑問も出るわけですが、しかし、たぶんある程度は面白いと思います。
なにせ玉がどっかに転がって行っちゃうということが無いので、1人プレイでも2人プレイでもノンストップで続けることができます。
続けた先に何があるのかというと何もないと思いますけども、続けることはできます。
まとめ
というわけで、卓球っぽいような卓球っぽくないようなよくわからないですけど面白いかどうかで言うとちょっと面白い気がする、そんなやつでした。
よくわからないけど、お値段的には文句出ない感じです。
卓球に詳しい人にやってみてもらって感想を聞きたい。
設置スペースもそんなにとらないので、部屋の隅に置いといてやりたくなったら出してくればいいと思います。
ただちょっと打撃音が大きい気がするので、ちょっと夜は控えるようにしたいと思います。
以上、私もどういう感想なのかよくわからないんですけどそういうやつでした。
おわり。
ちなみに1か月後
台座の金属部分がなんかたくさんサビ?ました。

これ、大丈夫な金属??
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