不要になったハードディスクを分解するのは楽しい

ハードディスクそのまま捨てるのが怖い

HDDはいろんなデータが入っていたわけで、データ消去ツールとか使わないとデータの復活ができる場合があると聞きます。

ま、私のハードディスクなんかを狙っている人はいないと思いますけど、それでも万が一を考えると個人情報の塊なわけで怖いわけです。

というわけで、安全に処分するにはどうしたらいいかというと、物理的に破壊するのが良いと思います。

そんなわけで、私はいつもバラしています。

分解に必要な道具

おおまかに分けて2つ必要です。

  1. 一般的なドライバー(プラス/マイナス)
  2. ヘクスローブレンチ

「ドライバー」は問題ないとして、ハードディスクを分解していくと、次のようなネジにぶち当たったりします。

この星型のようなくぼみがついた丸いやつが「ヘクスローブねじ」とか「トリクルねじ」というやつです。

これを取り外すために使うのがヘクスローブレンチ

ということで、私は一つ持っています。

PROMATE 精密ヘクスローブレンチ8p SHL-8

PROMATE 精密ヘクスローブレンチ8p SHL-8

  • 出版社/メーカー: ダイドーコーポレーション
  • メディア: Tools & Hardware

だいたいT8かT9っていうサイズがちょうどいいです。

実際に分解する

というわけで、この前(↓)不要になった外付けHDDをバラしました。 

家に外付けHDDがたまっていたので整理した件
気が付いたら、外付けHDD(+SSD)がたまっていた↓の記事の通り、我が家に外付けハードディスクが一つ増えました。 で、どこに置こうかなとガサゴソやっていたら、いっぱい出てきました。せっかくなので、それぞれの感想をメモメモ。①300GBのH...

手順1.外付けHDDのケースから、HDDを取り出す

これを分解しました。

なお、

「本体のカバーを開けないで下さい。高電圧部があるため危険です。」

ということで、やっちゃいけないことですよこれは。

たぶん、ケース側の基盤についているコンデンサみたいなやつが電気ため込んでてやばいんだと思います。

今回はどうにか、電気にやられずハードディスクの摘出に成功しました。

繰り返しますが、警告されているのでしてはいけない行為です。

手順2.ネジをはずしまくれ

で、ここまでくれば、内蔵HDDと同じなので一安心ですが、ここからがおもしろいんです。(時間かかったりするけど)

手当たり次第にネジを外していくと、なんかもう外す場所ないのにフタが開かないという事態になったりします。

こうなったときに次の一手を探す謎解きがおもしろいんですよ。

今回は…ラベルをめくると銀色の丸いシールが……

さらに銀色の丸いシールをめくると……

隠しネジが……!

という感じなので、楽しいのです。(個人的には)

手順3.ボスのおでまし

で、うまくたどり着くと、ハードディスクの円盤にたどりつきます。

これがまた鏡のようにピッカピカできれいなんですね。

かっこよくボスとかコアとか呼ぶことにしているんですけど、とにかくこのコアを破壊したら勝利です。

これがまた、同じようにネジを外していくだけなんですけど、中ボス的な存在なのが、上の画像だと円盤の右上のところ、レコード針みたいなやつの根元部分です。

ここに磁石がはいっているんですけど、びっくりするくらい強力です。

油断すると指を食われる(?)可能性があるので要注意。

そんな中ボスをやっつけて、円盤が取り出せたらOKです。

今回は2枚入りでした。

このピッカピカのきれいなところにデータが書き込まれているので、これを破壊すれば安心できるわけです。

手順4.ラスボスを破壊せよ

あとは、この円盤状のラスボスを壊せばいいわけですが、あちらは中ボスのような攻撃力(磁力)は無いものの、防御力が異常に高いんです。すごい硬い。

とりえあず、私はハンマーで叩きます

叩くとどうなるかというと、私の経験上2パターンありまして、

  1. ガラスみたいに割れる
  2. わずかに傷がつく

という感じです。

正直、どっちになるのかわかりづらいので、ゴミ袋とかに入れて破片が散らないようにしたうえで叩くのがいいかもしれません。

もしくは、あまりにもきれいに輝いているので、部屋に飾っておいてもいいかもしれません。

まとめ

というわけで、ハードディスクを捨てる時にプライバシーが気になる人は、自己責任となりますがいろいろ気を付けながら分解して壊してから処分したらよいと思います。

おわり。

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