自動で調理してくれるSHARP「ヘルシオ ホットクック」を買ってみちゃった件

年末年始ハジけてなかったのでハジけた

「ハジける」という表現があっているかわかりませんけど、今回の私の年末年始はあまりにも年末年始らしさがない感じで、休日の日数もいつもの週と同じくらいでした。

なので、なんかこう年末年始らしくパーッと行きたいと思いつつ過ごしておりまして、福袋買ったりもしたのです。

でもね、正月ってのは1年に1度だけだしもうちょいハジけてもいいんじゃないか?どうだろうか?

…そのように思いながら過ごしていたら、ついハジけるどころか暴発してしまい私にとっては相当高価な家電を買ってしまった。

それがホットクック

で、買ったのがこちらであります。

これまでの人生経験上、やっぱり食べているときってのは幸せなのです。

もちろんゲームとかしているときも大変幸せですけど、今はすでにスマブラSPなど遊びかけのゲームがあって、ゲーム面では十分な状況なので別な幸せが欲しかった。欲張りだ。

というわけで、「食」をさらに幸せにしたい、そう考えたりしていたところ、このホットクックに出会ったのでした。

で、これは何なんだというと自動調理の機能を持つ家電ということで、料理が苦手な私としてはもってこいであります。

あと、機械好きな私としては、果たしてどういう動きをしてくれるのか、どういう仕上がりになるのかというところも大変興味がある。

このホットクック、今のところ、「2.4L」タイプと「1.6L」タイプという2つの大きさの違い、スタンダードな機能タイプと「無線LAN対応・音声しゃべる等」の追加機能付きという2つの機能の違い、「赤」と「白」という2つの色の違いという感じで違うスペックのモデルがいくつかあるんですけど、私が選んだのは次の通り。

  • 1.6Lタイプ (私には2.4Lは大きすぎると思ったので)
  • 無線LAN対応・音声しゃべる(IoTという感じでおもしろそうだったので)
  • 赤(うちの炊飯器が白系なので区別するため)

正直、スタンダードタイプですらお値段高めだと思ったんですけど、ハジけていましたので無線LAN対応にしちゃいました。

無線LAN対応だといろいろ幅が広がるというメリットもありましてそれは詳しくは後程。

届いた!

というわけで、来た!

高い買い物するとテンション上がるぜ!(この勢いで買い物をしまくると破産するので気を付けよう。)

第一印象は「でかい」!

1.6Lのちっちゃいほうかったはずなのにでかい。

あと輝きに高級感がある。

ちなみに裏側にはちょっと機械(?)がついています。

電源はこの右にチョロっと出ているところに差します。(電気ポットとかのアレみたいに磁石でくっつくタイプ)

なお消費電力は600Wということで、家の電子レンジと同じくらいですね。

設置

ほいで、どこに置こうかなと考えたらやっぱり調理ということで炊飯器の近くかなと思ったんですけど、置いてみたらやはりでかい。

置き場所の都合上、手前に置いたのでよりでかく見えていますが、左の5合炊きの炊飯器と比べてあきらかにでかい。

ちなみにこの炊飯器は15年以上使っているものであります。歴史ある。

まさかネットにつながる調理家電ができるとは思っていなかったなぁ。

もう1個言うと、この棚はもともとパソコンラックであってキッチンに置くようなものではないので、ちゃんとした棚に置けばもっと収まりがいいと思います。

パソコンラックも15年物です。

パソコンラックサイドとしては、最初ノートパソコン(当時は有線LAN)が置かれていたのが炊飯器になったけど、今度は無線LANでネットにつながる調理家電がきたということで原点に近づいたことを喜んでいるのではないでしょうか。

まぜ技

さて、この器具最大の面白ギミックというと、このフタの裏にある「まぜ技ユニット」だと思います。

これが、調理工程に合わせて混ぜ棒みたいなのが出てきてかき混ぜたりするという。

閉じた状態でセットするので、実際にその雄姿を見ることはできないんですけど、勝手に中で棒が出てきて動いてくれるなんてまさに料理してくれている感があってたまりませんな。

さっそく作ろうぜ

というわけで、その実力を確認しておきたい。

早速作りましょう。

なんとなく肉を煮込んだようなやつが似合いそうだったので「ビーフストロガノフ」を選んでみました。

私はビーフストロガノフをあまり食べたことないんですけどおいしいということは知っている。

これでお願いします。

というわけで、フタのほうにボタンや画面があるのでそこでビーフストロガノフを選ぶと、材料を確認することができます。

モデルによっては画面のサイズも違うので表示内容が違うかもしれません。

なお、付属のレシピ集の本にも書いてあるし、専用のスマホアプリでも確認できるので、見やすいやつで確認するがよろし。

なおアプリだとそのまま買い物リストみたいにして買うものと買ったものをメモできる機能もあるので、それ見ながら買い物すると楽ですね。

なお、ビーフストロガノフの材料は、上記画面のものと次のページに表示された「サワークリーム」でした。

というわけで、さっそくレシピに従っていつものスーパーに行って材料を買ってきました。

なお、以下の通り、やむを得ずアレンジが入っております。

  • 牛肉 → ちょうどよいのがなかったので薄切りのやつ、かつ、高かったので少なめに購入。
  • トマトピューレ → 初めて買った。
  • コンソメ(顆粒) → 固形のもので代用。
  • サワークリーム → どこに売っているのかわからなかったので省略。

作るぞ

材料がそろいました。

ドキドキしながら調理工程へと進みます。

……さて作り方ですけど、これも本体もしくはレシピ本もしくはスマホアプリで確認できます。

今回は本体で確認しながらやってみました。

本体の説明に従って作ろうとすると、作り方をしゃべってくれるので楽であることがわかりました。このモデル買ってよかった。

ステップごとに進んでいきますが、ビーフストロガノフについては2ステップでほぼ完了。

ステップ1では、これらを混ぜてね(まぶしてね)的なことを言われるので混ぜました。

ステップ2では、玉ねぎとマッシュルームを切って鍋にこういう順番で材料を入れてね、と言われるので入れました。

こうなりました。

……で、ここまでで料理らしい工程は終わりである。

マジで?と若干不安にすらなる。

なお、私はここまで20分間かかりましたが、料理うまい人だと10分とかで行けるんじゃないでしょうか。

ほとんど材料切るだけですぜ。

なぜ私が20分もかかったかというと、料理慣れしていないので不手際が多々あったことと、あまりにも普段料理しないせいか硫化アリルへの耐性があまりにもないらしく、玉ねぎ切るときにとんでもなく目にしみて涙出まくりで料理を中断したからです。

今年一番泣いた。

涙の上に成り立つ料理もあるんだ。

話は戻りまして、材料が準備出来たらどうするか。

フタしめてボタン押すだけです。

かぁ~、これで45分ホットクックをほっとくと。

なんか音声で「今、加熱してますよ」とか言っている。

できたとの知らせ

その後はホットクックあまりしゃべらなかったので、しゃべりすぎるということもなかったです。

45分くらい経ったところでメロディが鳴ってできあがったとの報告。

ほう、どれどれ。

アッ!

なんかできてるんですけど!

うまい

フタオープン時の、ちゃんと混ざってできてんじゃん!という驚きもさることながら、即食べたらうまいことうまいこと。

え、これって「ビーフストロガノフの素」とかなしに、この私が!作ったの?!

という驚きがすごい。

いや、私が作ったのかというとホットクックがつくったんじゃないのかという話にはなりますけど、とにかく私が材料買ってきて切った食材からできたものであります。

信じられねぇ……。

もちろん、焦げたりもしていないし、自分で火に鍋をかけるより絶対においしくなっている自信がある……!(敗北宣言)

これはゲーム、例えばブレス オブ ザ ワイルドでは料理の材料を選んだらチャッカチャッカやって料理できますけど、今までの料理の概念と比較するとそっちに近い。

材料用意したら放置するだけだぞ……。

待っている間に火の心配などをすることもなくゲームもできる。

ビーフストロガノフを食べた後は

今回、4人分で作ったもんで余ります。

で、保温モードなんかもあったりします。

……が、あったかいうちにホットクックの鍋(内鍋)とか洗ったほうがこびりつきとかもないかなと思ったのでお皿などに移してホットクックは洗いました。

なお、「まぜ技ユニット」なども洗うことになりますけど簡単に取り外せるし、普通に料理するのと比べたら、切ったものをそのままホイホイ鍋に入れていくなどの工程の違いにより、トータルでの洗い物は同じくらいか少なくなるかしそうです。これもいい。

なお、実はホットクックの鍋のフタも付属してきているので、鍋を取り出してそのまま保存ということも可能。

もう1個別売りの鍋を追加で買っちゃったりしたらローテーションもできる。

さて……

いやー、予想外にビーフストロガノフの完成度が高かった……。

私には作れないぜ、あれは。

レシピの本みると他にもいろいろあっておいしそうなんだ。

あー、スープねぇ。

ほう、じゃがいものスープなんてのも作れるの?

やるか

スーパー2往復目

もう、最初は高価だとかでかいとか思っていましたけど、それを超えてきたホットクックのすばらしさに感動し、思わず2品目突入……!

急いでスーパーにじゃがいもと玉ねぎを買いに行きました。

再び音声に従い調理。

じゃがいも、玉ねぎを切って、コンソメの素と水と一緒に投入。

また玉ねぎで少し泣いた。

で、このメニューも45分でしたが、残り6分のところで呼ばれるのでそこで一度フタを開けて牛乳を投入。

そしてできたのがこちら。

おっ?

うまい。

さ、さ、さ、さ、さ、最高じゃねぇか……!

じゃがいもが跡形もなく溶けている。

そして指示に従って横にスライスした玉ねぎも細かくなって、ほどよく残っている。(もしかしてもうちょい薄くスライスしたら玉ねぎも見えなくなったかもしれないけど)

えーっ……、なにこれ。「まぜ技ユニット」の技術の見事さよ。

大した苦労していないのにうまいものが作れてしまう。

なんか料理ができるようになった気がしてしまう。

すごい。

まとめ

買ってよかった。

あと、私としては無線LAN対応のしゃべるほう選んでよかった。

しかしまいったぜ……。

レシピの本みるとどれも作ってみたくなるし、さらに無線LAN対応のために新しいレシピが追加されてきてしまう……。

どれにすればいいのか。

なんて、迷っていると、レシピの占い機能なんてのもあるし。

あー、カレーうどんもいいっすねぇ。

おわり。

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