DS「きみのためなら死ねる」を久しぶりに遊んだ件

頭の中にこびりついた音楽

ニンテンドーDS(初代)の発売と同時に出たソフト(ローンチタイトル)の一つに「きみのためなら死ねる」というソフトがありました。

私、このソフトを過去に遊んだことがあるのですけども、それ以来このゲームの音楽が頭にしっかりと刻み込まれてしまったのです。

その音楽は何やらYouTubeにちゃんとしたのがあったので、ご存じない方はこちらをどうぞ。

ちなみに、これは「完全版」だそうで、私は初めて聞きました。
ゲームだと歌詞の部分は入っていなくて、0:00~0:48くらいのところがループする感じになるんですけども、音楽のノリが良すぎる……。

……で、ゲームとしても面白かった記憶があるのですが、ソフトが今は手元に無かったのです。

このソフトができてからもう15年を超えていますが、このまま頭に音楽だけ残ったままだと死ぬときに後悔するんじゃないかと思って来たので入手できるうちに遊んでおこうと思って中古で入手しました。

こういうゲームです

というわけで、こういったパッケージです。

ローンチタイトルにしては結構攻めてる感じがあります。
ちなみに、今回買ったのはパッケージ右上にありますが、続編の「赤ちゃんはどこからくるの?」発売記念版です。

続編もタイトルからして攻めていますが、こちらはまだやったことないです。

……で、「きみのためなら死ねる」は、この曲の雰囲気からもあふれているとおり、かなりギャグ的なゲームなのです。最高なのです。

ただ、内容的には90%忘れました。特にストーリーとかはどうだったっけ……?

というわけで、久しぶりにNew ニンテンドー 3DSを起動しました。

このゲームですが、ボタン操作が99%なしで、ほとんど下画面タッチとマイクしか使わないというDSの機能を有効活用したローンチタイトルにふさわしい操作性となっています。

全体としてはミニゲームが集まったような感じになっています。

さまざまなミニゲーム

一部だけご紹介すると……、

金魚を飲み込んでしまった人がいるので、金魚を上にこすりまくって吐かせるゲーム

攻めてる。

ハイムリック法の新しい形だと思います。

ハイムリック法 - Wikipedia

ビルとビルの間の細い橋を一輪車でわたるようになぞるゲーム

カイジ。

なんでそんなことをするのかというと、ゲーム的には”彼”が”彼女”の気を引くためにこういう過激なことをしていきたいというストーリーがあるのです。

新しい愛の形だと思います。

彼女の汚れた場所をこすってきれいにするゲーム

これの興味深いところは、DS発売と同時にいきなりこういうソフトが出ていたということではないかと思います。

なお、CEROは全年齢なので大丈夫です。

ところで紙の説明書もいいですね

昔のゲームということで、説明書も紙でした。

ただの「もくじ」じゃなくて、「きみのためのもくじ」というセンス、大好きです。
(ところが最後まで遊んでみた結果、なんとなく伏線になっているともいえるような表現かもしれないと思いましたが……考えすぎかも)

ストーリー的には愛の話でございます。

なお、全編こういうシルエットで話が進みます。

静止画のみならず動くこともありますが、結構「彼女」を含む人の動きのクオリティが高いゲームです。

なお、こういう紙も入ってきまして、なつかしい気持ちになりました。

最終的にはシリアスになります

タイトルに軽々しく「死ねる」とか入っているかと思いきや、話的には最後のほうはシリアスなストーリーになっていました。

全然覚えていなかったから、そうくるとは驚きました。

難易度

ちなみにゲームの難易度ですが、当時は結構苦労した記憶がありましたが、今回は思っていたよりはやりやすく感じました。

私が当時若すぎたというのと、あとはDSが新しくなって操作性が良くなった?とかもあるかもしれません。

……が、中にはやっぱり難しいのがあったり、とりあえず1周クリアしましたけどその後に「Hard」が出てきたり、さらに結構なやり込み要素もあったりしましてコンプリートするにはかなりやりがいがありそうな感じです。

やりこむと何があるのかというと、「マニアック」というモードで彼女の着せ替えができるというまさにマニアックなモードがありまして、マニアックな髪形や服が増えていくというマニアックな感じです。

ここでは上画面と下画面を入れ替える事ができ(上の画像は入れ替え後)、このゲームでは下画面でタッチペンが使えるということでその辺もマニアックですが、あくまでもCERO全年齢なので大丈夫です。

まとめ

というわけで、無事ソフトが入手できたのでまた音楽を聴くことができましたし(さっきYouTubeにあるのも見つけたわけですが)、また遊べてよかったです。
今やっても独特なゲームだと思いました。

ところで2004年の発売から随分経った今だとこういうゲームは社会情勢的に出しにくいかもしれませんね。

……いや、でもいろんなゲームあるし、そうでもないのかな?この辺のバランス感覚がよくわかりませんが、いずれにしても世の中が変わってきていることに改めて気づかされました。

おわり。

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